生理痛の原因
馬油で生理痛が治ると言われています。
「たかが油で治るわけがない」と思う方もいるかもしれません。しかし、事実なのです。
生理痛を治すためには、やはり生理痛がどのようなものか、概要を把握しておいたほうがよいでしょう。
生理痛の原因は、主に4つに分けられるとされています。
①「プロスタグランジン」が過剰分泌される場合です。この「プロスタグランジン」は、
子宮を収縮させ、経血の対外排出に役立っている物質です。これが過剰分泌されると、
子宮の収縮が活発化し、まるで陣痛のような痛みになると言われています。
②子宮口の出口が狭い場合。経血の排出がうまくいかず、痛みを感じます。
③「冷え」。からだが冷えると、「プロスタグランジン」が骨盤内にととまり、
痛みが強くなるとされます。生理痛が重い方は冷え性の人が多いと言われています。
④そして、「ストレス」。強いストレスを感じると自律神経がバランスを崩し、
血行が悪くなり、生理痛を引き起こすことがあります。
生理痛は人によって感じ方が違い、非常に個人差があります。
なかには痛みを感じない人もいるほどです。とはいえ、多くの女性が悩まされている生理痛。馬油を使えば、「冷え」による生理痛を緩和することができます。
生理痛の緩和に馬油
生理痛を治すという目的で使うよりは、
冷え性を治す気持ちで馬油を使うと、
症状が緩和されるケースが多いと言えます。
まず、馬油を塗る前に、卵巣や子宮などの
生殖器官が集中している下腹部を入浴する
などして十分に温めていください。
使い捨てカイロを使うのもよいでしょう。
生理痛の時に馬油を塗る場所
へそと恥骨を結ぶ線上の上下半分くらいのところです。
ここに、少量の馬油を塗って軽くマッサージするのがよいと言われています。
ここポイントです!
生理が始まる前から塗ることです。マッサージによる熱の刺激と、
馬油の浸透力によって、冷えを改善していけば、子宮の収縮が正常化します。
そうなれば、痛みは徐々に和らいでいくはずです。
しかし、結局のところ、生理痛を治すには、近道はなく、
まずはバランスのよい食生活を送ることが重要ですし、冷えない身体つくりが大切です。
そして、ストレスを溜めすぎないことが大切です。
偏った食事や不規則な生活は、ホルモンバランスを崩す要因です。
馬油は、毎日のように使っていけば体質改善にも役立つものですが、これだけに頼り切らず、生活全体を見直してみることも大切だと思います。