思春期ニキビの原因
青春時代にニキビに悩まされた
経験のある方はたくさんいらっしゃるでしょう。
思春期の男女には一般的なもので、顔や胸などにできやすく、
人によっては頭や背中にできるケースもあります。
中学生、高校生の大半が程度の差はあれ、ニキビに悩まされていると言われています。
お子さんからニキビについて相談を受けている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ニキビは、皮脂腺障害が原因で起こるものとされています。
思春期になり、成長ホルモンが活発になります。
それに伴い、皮脂腺も活動が盛んになり、皮脂が過剰に分泌されるのです。
この皮脂が表皮の角質と混じってしまい、毛穴をふさいでしまうと、
アクネ菌がその中で増殖することにより、炎症を起こし、化膿し、ニキビが出来ます。
また、不規則な生活もニキビをつくる原因のひとつと言われています
徹夜で勉強をしたり、夜更かしをして遊んだりすると、ホルモンバランスが崩れ、
肌に負担がかかってしまうのです。
男性だけでなく、女性もニキビに悩まされています。
その理由はさまざまですが、
主に食生活にあるとされています。
例えば、野菜を食べずに肉ばかり食べている、
油を多量に含んだお菓子を食べている
(ポテトチップスや甘いチョコレートなど)
場合は、ニキビになりやすいと言われています。
糖質をたくさん含んだお菓子や、油脂をたっぷり含んだスナック菓子を食べると、
身体は脂質や糖質を分解するために、大量のビタミンB郡を消費します。
ビタミンB郡は脂質の代謝や皮膚の健康を守るビタミン。
大量に消費されたビタミンB群は、
健やかな肌を保つ分まで働くことができなくなってしまうのです。
そして女性は副腎で男性ホルモンと同一の働きをするホルモンを分泌しており、
月経前には皮脂腺が活発化し、皮脂が多量に分泌されます。
ですから、月経前はニキビができる要因が大きくなるため、日頃から注意しておくことに
越したことはありません。
馬油を使ったニキビケア
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることによっておきます。まずは洗顔をすることが大切です。
しっかり泡立てた洗顔料を顔に付けて
優しく洗顔をしましょう。
また、すすぎはしっかりします。
すすぎ残しが次のニキビを作ったり、ゴシゴシ肌を洗うことで肌を痛めてしまうことで、
肌のキメがなくなり、ニキビが出来やすくなります。
そして、保湿も大切です。
保湿は、性別、年齢、季節を問わず必要です。
洗顔後は、馬油をやさしく肌に塗っていきます。
塗る頻度は、ニキビの症状によって決めてよいと思いますが、
あまり塗りすぎるとベタベタしてしまい、油分が多すぎてしまいます。
馬油を塗った後は、化粧水をつけて、
クリームや保湿美容液をつけましょう。
ある方は、朝、帰宅後、入浴後、就寝前と1日に4回馬油を塗ったと言います。
そうすると、2か月目には、額やほおにできていたニキビはなくなり、3か月目には、
ニキビの跡も消え、10代らしいキレイな肌に戻ったと言います。
ニキビに馬油を塗る場合、中指と薬指の腹の部分を使って塗るのがよいと思います。
指先がやわらかく、力が入りにくいからです。
このとき人差し指で馬油を塗らないようにしましょう。人差し指で塗ると、
どうしても力が入ってしまい、ニキビがつぶれ
余計にひどくなってしまうことがあるからです。
ニキビは馬油で改善が見られます。
ですが、まずは洗顔をしっかりして余分な皮脂を落とすことが先決です。
それから、日頃の生活習慣も大切と言えるでしょう。